食事介護…

平成25年の丁度この頃、食欲不振…そして熱中症による脳梗塞で半身麻痺の状況に至り、介護保険施設を利用し始めた母…

今年4月の中頃から下痢発熱症状と共に体力低下…
覇気が全く無く無表情…
廃人?と、思うぐらい…( ・_・;)

5月の連休前の2日…
施設側から病院受診をお願いされ、その経緯について申し送られ受診…

施設内の腸内感染を疑い検査するものの非感染…

更に、二度目の検査において、検体を無くしたとの事…

日数の掛かった、施設側の初期判断…
ちょっと弱かったね…

過去に、憩室炎がある事を入所時に伝えていた筈だが…



覇気が無い為、医者・看護師からの質問に、受け答えが無く、憩室炎を疑い諸検査を重ねて…
結果、憩室炎との事…

抗生剤の投与で、一週間後の再受診の結果炎症も治まっているとの事にて治療終了…

その一週間後に洗濯物の入れ替えにて、施設を訪ねたところ、まだ点滴されている…

聞けば、全く食事を取られて無いために水分・栄養補給で…との事…

カンファレンスを要求し翌週実施…

体重、全盛期83kgから現在42kgとの事…
施設入所時65kgだったと記憶しているが、体重減にも関わらず施設入所時と変わらぬ服薬量との事…

薬の量は、体重に合わせるのが基本でない?

当然、薬物の過剰な状態…
特に、高齢者鬱病の精神薬だと…
人格崩壊です…

入所者の健康管理が、ちょっと弱いね…

当面、薬を切って低下しきった体力の回復。そして、現在の体重に見合った各種薬量調整を依頼…

そして週末、自力摂取が出来ない為、三食食事の介護が必要との事…
特に朝食時職員が少ないために対応が難しいとの理由で、私が仕事が休みの時に食事を与えに来て欲しいとの事…

そりゃ、覇気も無い上に脳梗塞で半身麻痺だし、これまで本人がやりたがらないとの事でリハビリもさせず、ベッドの上で転倒防止代わりの防犯センサーを付けて放置のネグレクト…
何も出来なくなった人いっちょあがり!

だいたい介護保険施設って、介護を必要とする者の食事・排泄の介護をし、機能性低下を防止する事が大きな役割の筈だが…

これまで数名食事全介助の利用がいて、更に一人増えたと…

介護の現場としては大変だろうが…

病み上がりで体力を戻さないといけない時期に、対応が難しいとの理由で十分に食事をさせて貰えないと回復どころか…

とりあえず朝夕食の対応として、母の食事の介助に行ってみました。

本人のペースに合わせ誤嚥がないようゆっくりゆっくり…
付きっきりで毎食約1時間ぐらい掛かります…

こりゃ大変!

この先、これでは厳しいとの判断で、体力回復までの期間、鼻腔からの経管栄養法を検討するよう依頼…

ところが、後日、母が頑なに拒否したとのことで、スタッフが食事介助をせざろう得ない事に…

そんなしているうちに、体力も回復しつつ、精神薬も切っていた効果も出てきて、無表情廃人のような母が、片言しゃべるようになり、食べこぼしも多いながら自発的に食べるような事もあるとの事…

最近じゃ以前のような軽いおしゃべりまで出来るようになりました。



飲み込む力が弱いため、飲料水も含めてとろみ剤が入ったゼリー食…



ある程度体力が回復し、意志疎通も出来るようになったので、次のステップとして、自力食事摂取への促し…

ユリゲラーのように自由に曲げられる計量スプーンを購入…



早速、本人が使い易いであろう角度に曲げるのを重ねて調整、頑張って食べて貰いました。

来週末、使いこなしているかチェックに行きます…

次なるステップは、加齢で小さくなった顔に合わせた入れ歯作りかな…

ここまでやってあげたいな…



食事介助の後は、朝Mac!
最近毎週末楽しみにしてます。
特に、母が全量摂取してくれると、サイバー朝食でも、とても美味く感じるのが不思議…
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